117 Views
October 04, 21
スライド概要
Notes/Dominoの@関数を取り上げながら、調べたこと、経験したことを雑談してゆきます。
第27回は @Beginsと@Ends について。
@ -notes knows community- 2021/01/14 @関数Talk 第27回 公開版 @ 阿部 覚 (tw:) @abesat
@ 今回は、ある意味特別篇なので、少々短めにしつつも いつものスタイルで関数のお話をさせて頂こうと思います @
@ @Begins @Ends @ で放談
@Begins と @Ends @ いまだに、 「忘れられている関数」「気づかれていない関数」 だと思います というのは、こんな感じの例を既存のアプリで よく見かけるからです @If(@Left(FieldA; 3) = "Shi" ; ~; ~) @ @If(@Right(FieldA; 3) = "shi" ; ~; ~)
@Begins と @Ends @ つまり 「〇〇〇で始まっている文字列」 「〇〇〇で終わっている文字列」を 式で表現しようとするとき @Left や @Right を使用している例が多くて @If(@Left(FieldA; 3) = "Shi" ; ~; ~) @ @If(@Right(FieldA; 3) = "shi" ; ~; ~) いやもちろん、それでも 式はちゃんと機能するからいいといえばいいのですが
@Begins と @Ends @ @Begins と @Ends を使えば @If(@Begins(FieldA; "Shi") ; ~; ~) @If(@Ends(FieldA; "shi") ; ~; ~) @If(@Left(FieldA; 3) = "Shi" ; ~; ~) @ @If(@Right(FieldA; 3) = "shi" ; ~; ~) 文字数の指定が要りません、 コードを書く際に何文字かを気を付けなくていいです
@Begins と @Ends @ と、いうことで @Begins と @Ends については 「〇〇〇で始まる」「〇〇〇で終わる」かどうかを 確認する関数である、と理解できればよいと思います @
(ここで今回のサンプル画面について補足) @ ・Designerではなく、Notesの文書編集画面です ・1つめのフィールド(FieldA)はテキストフィールド ・2つめのフィールドはリッチテキストで 挿入された計算結果テキストでYes/Noを表示しています @ ・下に表示されているのが計算結果テキストの式です
@ 複数対応 ところで、 各引数は複数値での指定にも対応しています @
@ 複数対応確認その1 この文字(列)で始まる・終わるが複数… できた @
@ 複数対応確認その2 複数の文字列のどちらかの開始・終了を見る… できた @
@ 複数対応…できるじゃん すなわち、前後どちらの引数が複数であっても 「いずれかが該当すればTrueを返し いずれも該当しなければFalseを返す」 というかんじです。 何故か旧いヘルプにはこれが明確に載っておらず、 開発者でもご存じない方多いかもです (Domino 11 の英語ヘルプには記載あり 😅 9と10は未確認) @
@ あらためまして こんな風にTalkを続けさせて頂いたおかげで 今年も HCL Ambassador を継続することができました 運営・ご参加の各位に感謝しつつ 引き続き次回からもお付き合いいただければと思います @ おまけ 私の漢字名を ときどき間違えられるので 念のため強調♥ (最近もあるお方が ブログで… 😭 )
@ 今回もお付き合い ありがとうございました 😀 @