AIと人間の対話コミュニケーション

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December 18, 24

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Generative Ai Study Group Master

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

生成AIがもたらす新しい インタラクションの形

2.

自己紹介 宮野 孝汰 自己紹介 CDLE名古屋 サブリーダー / OASIS AIテーマリーダー マナビDX Quest 2024 コミュニティマスター 愛知県の事業会社にてDX推進を担当 基幹システム更新やAI導入、データ分析など 経済産業省主催 DX人材育成プログラム 「マナビDX Quest」 2023年度 総合優秀賞、コミュニティ貢献賞 受賞 2024年度 コミュニティマスター/修了生コミュニティ運営有志 生成AI EXPO in 名古屋、東海 共同代表 企業のデジタル化支援・教育、生成AI×教育のイベント企画運営 東京AI祭やNexTech Weekでのイベント登壇、ChatGPT勉強会の運営

3.

生成AI EXPO in 東海 生成AIの大規模なイベントを主催 11/15~17の3日間、生成AIを学び、知ることのできるイベントを開催しました。 3日間で700名以上の方にご参加いただきました。

4.

AGENDA 01 はじめに 02 AIと会話するための技術 03 事例 04 課題 05 デモ

5.

はじめに

6.

はじめに コミュニケーションのとれるロボットやプログラム SFでよく語られてきていました。

7.

はじめに AIと話せないだろうか? ChatGPTが出てきたとき、まず真っ先に「AIと話すこと」を考えました。 ←↑最初期にやっていた内容

8.

はじめに AIと話せないだろうか? ただし、テキストベースだけでは物足りなさがありました。 「音声は人間にとって最も自然で能率的な 言語情報の表現・伝達の手段である」 中田和男. 音声. (日本音響学会編)コロナ社. 1977 「話し手に関する聴覚的手がかりを提供することは、メッセー ジのプレーンテキストを提供することに比べて、信頼を誘導す る 上 で 重 要 な 役 割 を 果 た す よ う で あ る 。」 Zakaria Babutsidze, Nobuyuki Hanaki, Adam Zylbersztejn, 2021, p.23

9.

はじめに このテーマへのモチベーション AIと話せないだろうか? AIと、より良いコミュニケーションを取れないだろうか? 自分好みの、理想の話し相手を作れないだろうか?

10.

AIと会話するための技術

11.

AIと会話するための技術 技術の要素 そもそも人が話すときにどんな要素があるかを考えてみます。 言語的コミュニケーション 非言語的コミュニケーション 聞く 表情 ⇒相手の話を受け取る 身体動作 考える ⇒”聞く“”話す“を補強する ⇒話す内容をまとめる 話す ⇒相手に考えを伝える

12.

AIと会話するための技術 “聞く”の技術 音声認識、いわゆる“文字起こし”の技術が該当します。 ここで文字起こしされた内容を、“考える”の部分に渡します。 Whisper Speech-to-Text https://openai.com/index/whisper/ https://cloud.google.com/speech-to-text

13.

AIと会話するための技術 “考える”の技術 聞いた内容をもとに何を返すかを決めて出力する箇所です。 LLMの発展で出来るようになってきました。“話す”の部分にテキストを渡します。 ChatGPT https://chatgpt.com/

14.

AIと会話するための技術 “話す”の技術 音声合成、テキスト読み上げの技術が該当します。 渡されたテキストから音声を生成します。 VOICEVOX Koemotion https://voicevox.hiroshiba.jp/ https://koemotion.rinna.co.jp/

15.

AIと会話するための技術 “表情””身体動作”の技術 3Dモデルによるアバター(VRMやLive2D)や、生成AIによるアバターなど、 様々な手法が存在しています。 https://vrm.dev/vrm/vrm_about/ https://www.heygen.com/

16.

AIと会話するための技術 組み合わせたもの pixiv社がオープンソースで公開した「ChatVRM」など、 組み合わせたものを簡単に試すことができるようになっています。

17.

事例

18.

事例 人手不足への対応がメイン 人手不足に対応すべく、徐々に置き換わるところから変わり始めています https://www.tifana.ai/products/personchat https://avitashop.jp/shop/default.aspx

19.

はじめに 日常会話や性格形成も 性格形成できるペットや、AIでのおしゃべりができるようになってきました。 モフリン Cotomo https://www.casio.com/jp/moflin/ https://cotomo.ai/

20.

事例 AI販売員 Anystar社は、北海道・旭川空港内の店舗にAI販売員を導入しました。 先述のChatVRMをベースとした「AITuberkit」を使用しています。

21.

事例 アバターとのインタラクション AVITA社は、グラングリーンうめきた内のローソンでコラボ店舗を展開しました。 AIとのインタラクションを楽しめたり、アバター接客(≠AI)を体験できます。

22.

事例 バーチャルヒューマン AiHUB社がバーチャルヒューマンを開発しており、イベントで展示を行っています。 ↓過去の生成AI EXPOでも ご参加いただきました。

23.

事例 デジタルクローン オルツ社は、各人のパーソナルAIを作り、活用できる技術を開発しています。 https://alt.ai/

24.

事例 AIが人間に近づく世界に 2D・AIアバター接客 人間の入ったアバターや、 人間を模したAIアバター 人間を模したAI AIと人の区別がつかない時代がもうすぐやってきます

25.

課題

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課題 ディープフェイクへの対応 実在する人の写真や動画(中身はAI)により、ディープフェイクのまん延が課題に なっています。

27.

課題 LLMの生成内容の課題 会話をさせると同じ内容を繰り返し続けるケースが見られます。 (参考)AI同士の会話で、同じ話がずっと続く例

28.

課題 私たちの受容性 AIとの会話や、アバターとのコミュニケーションに いかに慣れていくか? 早期から試して、実際に使ってみるしかない

29.

デモ

30.

ご清聴ありがとうございました